翠寿園ブログ
清流に生えるバイカモ 熊本県甲佐町 やな場
2015年8月25日|カテゴリー「翠寿園ブログ」
お盆の季節にタイミング良く、川辺に顔をのぞかせていたので、おもわずパチリ!
朝日にあたる水辺のバイカモの花


百日紅(サルスベリ)と左手前の水辺にはバイカモ群落が涼しげに揺れています。

バイカモとカワトンボ

アユをとる仕掛けのあるやな場周辺の様子
広島市天然記念物樹木の調査 広島市 養山神社 重光神社
2015年7月26日|カテゴリー「翠寿園ブログ」
広島市天然記念物に指定されている樹木について、倒木の危険性があるかどうか調査しています。今回の対象樹木は、ツクバネガシ・カヤ・ムクロジ・カゴノキ・スギなどでした。
養山神社

ツクバネガシ

海抜200~1000m地域に分布するようで、あまりお目にかかれない樹種のひとつである。

社叢林の中に、幹の腐朽のみられるツクバネガシを発見しました。

枝葉は正常ではあるものの、幹の腐朽はかなり進行しています。

40cmくらいまで、差し込みができます。

コフキタケの子実体も確認されました。この樹に関しては、再度精密な診断を要する。
重光神社

カヤの全景
樹高 24.5m
幹周 約4m
樹高 24.5m
幹周 約4m

樹齢は、文献上は、300年以上経っているのではないかと推察されます。

幹周測定状況

樹冠付近の枝葉の様子
枯れた枝もなく生育良好である。
枯れた枝もなく生育良好である。

下枝は、90mmの鋼製の支柱で安全に折れないように、保持されていました。
新芽の状態は良好である。
新芽の状態は良好である。

カヤの隣には、ウラジロガシも勢いよく生育しています。
重光神社で、調査活動を終えた頃、息子が3年前まで在籍していた広島新庄高校硬式野球部の夏の大会初優勝が決まり、甲子園への切符を手にしたことが分かり、喜びと嬉しさと感謝の念とわしらも応援にいかにゃいけんのという思いが湧きあがってきました。
広島新庄高校硬式野球部に関係する皆さん、「本当におめでとうございます。」
広島新庄高校硬式野球部に関係する皆さん、「本当におめでとうございます。」
アジサイの花を愛でる 広島市 植物公園
2015年7月7日|カテゴリー「翠寿園ブログ」
サクラの花見からアジサイの花見の季節へと移り変わり、その時々に咲いていた花々をピックアップしました。やはり、花に囲まれた中でのお弁当は、格別にうまいもんです。
植物園内のお散歩

清楚な白い花(装飾花)
アナベル
アナベル

星を散りばめたような花火アジサイ

キュートで丸みを帯びた装飾花のウズアジサイで、ブーケを作りたい気持ちにさせてくれますね。

すらっと伸びた茎は、まるでキリンのような感じで淡い紫色の花が涼しげであるアガパンサス。

10mの高さのある樹冠付近から☂のように降り、地面に絨毯のように散りばめられたムクロジの花々

初夏を思い起こさせるネムノキの花

垂れ下っているフクシアの花の中を通ると、心も体もリフレッシュされます。

アカバナ科フクシア属で、約2000種の園芸品種があるらしい。

特注のお花見弁当には、季節の果物サクランボが入っています。いつもボリューム満点で旨いでがんす。

梅雨の時期に見る青いアジサイは、妙に落ち着きますので、思わず溶け込んでしまいました。

日蔭の根締め植物としてのギボウシも、梅雨の季節の花のひとつです。
幹回り日本一のクスノキ 鹿児島県蒲生市 蒲生八幡神社
2015年6月15日|カテゴリー「翠寿園ブログ」
鹿児島県蒲生市蒲生八幡神社にある推定樹齢1500年~1600年の幹周約24mもあるクスノキを見てきました。幹の太さに圧倒されました。
東側からのクスノキの幹肌の様子

西側からのクスノキの全景

南北側からのクスノキの様子

右手には、境内があります。
西からの光が差し込んでいます。
西からの光が差し込んでいます。

南側根元のアップです。
なかにわ4.5畳分の空洞があるそうです。
なかにわ4.5畳分の空洞があるそうです。

北側からの全景

北側樹高5m付近のアップ
幹には、コケやシダなどが付着しています。それだけ幹肌は、湿っているようです。
幹には、コケやシダなどが付着しています。それだけ幹肌は、湿っているようです。
打撃音樹内腐朽簡易診断装置‘ぽん太’を使った空洞診断 廿日市市 S邸
2015年6月9日|カテゴリー「翠寿園ブログ」
以前からショウジョウノムラ(イロハモミジの変種)夏でも赤紫色の葉を呈する。)が、カミキリムシの食害で幹の内部の腐朽がかなり進んでいると考えられたので、知り合いの樹木医菅さんにお願いし、非破壊検査で幹の内部の状態が推測できる’ポン太’を試しに測定した。6月4日は、S邸の奥様の誕生日であり、記念にちらし寿司を差し上げました。
‘ぽん太’を使った空洞診断

俳句を刻まれたお墓の上にあるショウジョウモミジの生育状況は、幹が空洞になっているにも拘らず、穴を塞ごうとカルス形成されています。

計測可能な幹回りは、45cm以上だそうです。

樹種ごとに項目を記入して、測定器を幹に向けて、計測を開始します。

打診による反響音計測状況です。コツは、専用の槌を90°~180°方向から叩くことだそうです。

空洞化がかなり進んでいるようで、危険のメッセージが出ました。しかしながら、このままの状態で見守っていきますよ。

樹齢約100年相当のクロマツのみどり摘みをしていますが、この樹も気になるので、チェックしました。

雨上がりの後で、共振周波数は、低めに捉えられているが、たぶん大丈夫であろう。
お誕生日のお祝い

いつまでもお元気で!気持ちは、いつも18歳で!
たぶんおいしく召し上がられたと思いますよ!!!
たぶんおいしく召し上がられたと思いますよ!!!