昭和21年に創刊された俳句雑誌「廻廊」が、平成25年3月に創刊800号を迎えられたのと、同年に廿日市市市制25周年となったのを記念して、八染藍子主宰(本名 杉山 園絵さん)の句碑が峰高公園に建てられることになり、弊社にご依頼がありました。
石鎚山系の青石 愛媛県西条市にて
句碑の石を選定後、実際の俳句の字を大きさとバランスを確認している様子です。
施工前
ヒラドツツジを移植後、句碑を設置しました。
全体のバランスを考慮して、左手前のヒラドツツジは、新しく植栽しました。
土台の場所は、ひょうたんをイメージしながらの配置を考えました。
石の重量は、2.5トンあるので、安全に作業を進めるように、クレーン車で施工しました。
青石を傷つけないように、毛布で十分な養生をしつつ、安全に気をつけて、作業に当たっています。
転倒防止措置として、鉄筋を差し込んでいます。
刻まれた俳句は、「浮宮の たゆたふまでに 春の海」で 句碑の浮宮とは、世界文化遺産である宮島であり、満潮に浮かぶ「廻廊」が詠まれています。
廿日市市長をはじめ多くの廻廊会員の方々出席され句碑の除幕式が、盛大に挙行され、「廻廊」主宰の八染藍子様が、ご挨拶されています。
光栄にも、句碑を無事に設置できたことで、感謝状を頂くことになりました。お陰様で、貴重な経験を積むことができました。