緑と広島平和公園  広島市

先日、広島被爆者援護会の方にヒロシマ平和公園を案内していただき、中学生の時からの謎がやっとわかりました。
本当に有意義な経験をさせていただきました。
ヒロシマ平和公園
被爆当時のグランドレベル(G.L) だそうです。この場所にしかなく、ほとんどは、盛り土されています。
初めて、知りました。やはり語り部さんに詳しく説明を受けなければ、我々が広島への来訪者にきちんと案内してあげられないことがわかりました。
知っているようで無知な自分に反省しきりです。是非ともまた詳しく体験談を聞きたいものです。
ヒロシマ平和公園
ダンテの神曲に出てくる10番目の地獄が原爆が投下された広島とのことで、モニュメントが10基建てられてあります。
ヒロシマ平和公園
モニュメントには、世界各国の言葉で“平和”が刻まれているそうです。左端の灯篭は、100m道路に均等に配置され、そこを道しるべとして、平和公園内の慰霊碑に導かれる仕掛けとなっているそうです。

謎解き

丹下健三さんの設計された原爆資料館が宮島の鳥居をイメージされていること。
何故1階がないのか今まで疑問であったが、高床式住居とも考えられるようです。
原爆資料館から慰霊碑まで、傾斜があり歩いて行くと、慰霊碑の外側に見えていた原爆ドームが次第に慰霊碑の中に見えてくる仕掛けになっていることには、すごいなあの一言です。
現在の広島城の敷地内に大本営の跡があったこと、原爆投下後に女子学生が通信した場所が現在も当時もままで残されていることに驚きと焦げているコンクリート壁を見て、その当時を想像しました。
”百聞は、一見に如かず”な出来事でした。被爆樹木についても今後は、調べたい衝動に駆られました。