庭木が徐々に弱って枯れていくので何とかして欲しい・・廿日市市 k様邸
依頼された方からは、樹木医の資格を持ち、適切に見てもらえる人でなければならないとのご要望でしたので、診断書と見積書を提出しました。
アカマツの仲間であるタギョウショウという種類3本全体的に、マツ赤斑葉枯病の症状が見られました。
ほかにも光環境が良くない為に、自然に衰弱している個体も見られた。
症状の見られた古葉は、全て取り除き、銅水和剤で薬剤散布処理と施肥を行う事にしました。
施工後の様子です。施工後も様子を見て欲しいとの要望があり、1~2年は経過を見守りながら、元気な状態で元通りの樹勢を回復できれるよう、手当てしたいと考えています。
経過観察として、約半年後に伺ったところ、多少の枝枯れがみられたものの現状維持で写真の様にほぼ変化ありませんでした。しかしながら、明らかに衰弱していか個体は、枯れていました。
太陽の光って、本当に大切であることをしみじみと感じました。日々当たり前に浴びている太陽光は、動植物が生活していくうえで、必要不可欠のものという事を、この現場が教えてくれました。
古葉には、マツ赤斑葉枯病の症状が見られます。
古葉は、ほとんど取り除きます。
銅水和剤で抑制処理します。
根にも酸素と栄養分を供給します。