研究対象用の樹木で、決して枯らす事の出来ないトチュウの成木(雌雄各1個体)ほか十数本を、移植の適期2月の中下旬に九州から大阪へ、掘り取り・運搬・移植を行いました。
研究圃場から、トチュウの成木を掘り取り・根巻きしたところです。
10tトラックに積み込んでいるところです。
強風にも耐えられるように、樹高の高い個体には、八掛け支柱を取りつけました。
樹高の低い個体には、1本または二脚鳥居型支柱で固定しました。
幹枝の腐朽箇所は、除去して、バーナーで炭化処理を施しました。
移植してから、3ヶ月経過したトチュウの成木の様子です。わかりにくい思いますが、左側(雌株)の固体にはもう既に結実し、種らしきものが見えました。
トチュウは、結構水を吸い上げるようで、夏場の水管理が重要になりそうですね。