湧水を有効利用した里山”翠”の庭 北広島町 M様邸

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春先の施工前の様子です。
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施工後のお庭です。手前右隅に隠れて見えませんが、自然石のオリジナル灯篭も設置しております。

草取りが大変な事と、いつもキッチンからの眺めがいいように庭の衣替えを希望されましたので、湧水を有効利用した里山”翠”の庭をプランしました。

当初は、1方向からの眺めを優先しておりましたが、2方向からの眺めも考慮して、水の流れを2ヵ所に分けて、作庭することになりました。

元から土の中に敷き詰められていた石を、取り出すことが予想外に大変でしたが、米寿の記念にと大変喜ばれて、ホッとしました。

打ち合わせから提案施工状況まで

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施工前の提案用の平面図と参考図面です。
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施工日初日でありますので、
お施主様もどんな庭になるのか見守ってくれています。
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まずは、現状の植栽植物や石をすべて取り除くところから始めます。
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景石およびメインとなる植物を植栽しながら、状況確認し、バランスの良い配置に心がけています。
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隣との空間を仕切る為に、縁石を敷き詰めて、湧水の通り道を確保します。
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図面のイメージに近い竹組み(割り竹2枚を組み合わせ)を、作っています。
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玉縁になる竹は、1本の竹を約48等分に細かく裂いて、しなやかさを持たせます。
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48等分された竹を丁寧に、曲げに沿って加工処理して、巻玉縁を隙間の無いように巻き付けます。

これが結構難しい。
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道路側からみた、創作竹垣です。

高さは、1.2m~0.6m位で、長さは約6mです。
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現場発生土・白セメント・砂利・石灰などを混ぜて、小川用の叩き仕上げ材をミキサーで作ります
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水の流れを確認しながら、苔を張っている所ですが、”ぶと”が多くて蚊取り線香をたいています。
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小川の流れに、苔を張り、石を置いたところで、最終チェックをします。