ウバメガシの幹の枯れが気になり診断治療することに 廿日市市 A様邸
玄関前のウバメガシ調査診断前の状況 (作業前)
調査診断結果後、樹高2m付近で折れる危険性があった。
その位置で、カットして、白色腐朽菌による幹の腐朽部位を取り
除き、炭化殺菌処理後、弱い枝に支柱を添えた状況 (作業後)
地面から2m付近の様子
調査診断状況
幹の腐朽部位の拡大写真
腐朽部位の除去作業状況です。
中央に白いカミキリムシの幼虫が、生育して
いました。腐朽部まですべて削り落としてい
きます。
中央に白いカミキリムシの幼虫が、生育して
いました。腐朽部まですべて削り落としてい
きます。
地面付近の様子
地面から50cmくらいまで、幹の中は、蟻
の巣となっており、卵を持った蟻が、次か
ら次へと出てきていました。
腐朽部位を削り取っている所です。
腐朽部位を削り取った後、バーナーで炭化
処理します。
地面から1.5m付近の様子
幹周80cmのうち、約1/4の20cmが腐っ
ており、削り落としました。
殺菌処理として、トップジンMペースト+墨
汁を幹の内部に、塗布しています。
支持力の弱い枝には、支柱を添えて保護
します。安全性とこのウバメガシさんを生
かせる手立ては、これで完了です。
萌芽枝を大切に育てていければ・・・
樹形ももっと良くなるであろう。