ウバメガシの幹の枯れが気になり診断治療することに 廿日市市 A様邸

before
170723_141858
玄関前のウバメガシ調査診断前の状況 (作業前)
horizontal
after
170724_103215
調査診断結果後、樹高2m付近で折れる危険性があった。 その位置で、カットして、白色腐朽菌による幹の腐朽部位を取り 除き、炭化殺菌処理後、弱い枝に支柱を添えた状況 (作業後)

地面から2m付近の様子

170723_142130
調査診断状況
170723_151808
幹の腐朽部位の拡大写真
170723_152021
腐朽部位の除去作業状況です。

中央に白いカミキリムシの幼虫が、生育して

いました。腐朽部まですべて削り落としてい

きます。

地面付近の様子

170723_142025
地面から50cmくらいまで、幹の中は、蟻 の巣となっており、卵を持った蟻が、次か ら次へと出てきていました。
170723_174655
腐朽部位を削り取っている所です。
170723_180033
腐朽部位を削り取った後、バーナーで炭化 処理します。

地面から1.5m付近の様子

170724_094653
幹周80cmのうち、約1/4の20cmが腐っ ており、削り落としました。
170724_100928
殺菌処理として、トップジンMペースト+墨 汁を幹の内部に、塗布しています。
170724_103139
支持力の弱い枝には、支柱を添えて保護 します。安全性とこのウバメガシさんを生 かせる手立ては、これで完了です。 萌芽枝を大切に育てていければ・・・ 樹形ももっと良くなるであろう。