広島市天然記念物樹木の調査 広島市 養山神社 重光神社 

広島市天然記念物に指定されている樹木について、倒木の危険性があるかどうか調査しています。今回の対象樹木は、ツクバネガシ・カヤ・ムクロジ・カゴノキ・スギなどでした。

養山神社

ツクバネガシ
ツクバネガシ
養山神社
海抜200~1000m地域に分布するようで、あまりお目にかかれない樹種のひとつである。
ツクバネガシ
社叢林の中に、幹の腐朽のみられるツクバネガシを発見しました。
ツクバネガシ
枝葉は正常ではあるものの、幹の腐朽はかなり進行しています。
ツクバネガシ
40cmくらいまで、差し込みができます。
コフキタケの子実体
コフキタケの子実体も確認されました。この樹に関しては、再度精密な診断を要する。

重光神社

カヤの全景
カヤの全景
樹高 24.5m
幹周 約4m
重光神社
樹齢は、文献上は、300年以上経っているのではないかと推察されます。
カヤ
幹周測定状況
カヤ
樹冠付近の枝葉の様子
枯れた枝もなく生育良好である。
カヤ
下枝は、90mmの鋼製の支柱で安全に折れないように、保持されていました。
新芽の状態は良好である。
カヤ
カヤの隣には、ウラジロガシも勢いよく生育しています。
重光神社で、調査活動を終えた頃、息子が3年前まで在籍していた広島新庄高校硬式野球部の夏の大会初優勝が決まり、甲子園への切符を手にしたことが分かり、喜びと嬉しさと感謝の念とわしらも応援にいかにゃいけんのという思いが湧きあがってきました。
広島新庄高校硬式野球部に関係する皆さん、「本当におめでとうございます。」